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Pandemonium (1) [来るべき世界]

2023年5月31日(水) 晴れ.昨日より湿度,気温共にやや低くなって助かる.

そもそもこの話は最初からSFじみていた.今や明らかにその上の次元に向かって展開しつつある.率直にいって,cattle mutilationやabductionの事例より信じ難い.operation warpspeedで軍が出て来た時点で異常だった.

WHOの新パンデミック条約が万が一にも我が国で受け入れられるようになれば(女子トイレの一件を見ても,いまや国民の基本的人権に関わる決定を国会議員にまかせて大丈夫とはとてもおもえない),何が起きるか? なかに何が入っているかわからない新mRNAワクチンの接種が,新たなパンデミック対策と称して強制されることになる筋書きがみえる.

陰謀論などと呑気なことを言っているうちに屠殺場に整列させられる.






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イラつく [雑感]

2023年5月30日(火) 雨.九州北部は梅雨入り.疲れて帰りの足も重い.


最近のことだが,すぐにイラつく(堪え性のない?)若い女性にちょくちょく出会う.これはもっぱら他人との距離が非常に近くなる通勤電車の中での経験(東京のような満員電車ではなく立っている人はあまり多くない)なので,それ以外のTPOでも同様なのかはわからない.

いずれの場合も,そうした女性はスマホを一心に見ているひとである.あるきながら,電車・バスをまちながら,もちろんギュウ詰めの車内でも同じで,あたかも磁石に吸い寄せられ,なすすべなく整列させられた砂鉄のように,public space中で個室を生きている.したがって,妨げられると感じることが何であれ,苛立つのはもっともだろうと推測できる.

とはいえ,相場をにらみながらの売り買い判断をやっているとも思えない.見ている情報はほぼ凡てゴミ,なくてもどうでも良いこと,すぐに忘れてしまうこと,あるいは何かのときにふと思い出して判断を誤らせる元になる「取り扱い注意情報」である場合が大半だろう.これは自分の場合がそうだからである.

もちろん,世界観を変えるような本に電車の中で出会うこともある.そんなときはしかし,苛ついたりはしない.逆である.視野が広がり,自分の今の狭さを意識する.社会や他者や宇宙が自分の個室に入ってくるので,その限定は内部から破裂する.ゆったりする.つまるところ,なにを見ているのかが本質なのだ.


マス・メディアに珠玉があるのか? 少数の例外を除いてほぼ無い.それどころか,ますます視野を狭くし,特定の立場に釘付けし,じっくり考えさせる揺らぎをもたらさない.ほとんど思考させない.

特に最近の主流メディアの記事の視野の狭さ,決めつけに近い1次元思考には,呆れるしかない.日常的にスマホでそれらに晒されていると,半自動反応で決まった「答え」を受け容れる土壌が耕され,コントロールする側には都合の良い種蒔き環境が,羊の群れが,出来上がる.重大な危機が迫っていて,牧羊犬が吠えて告げているのに,そもそも考えることができない.

https://youtu.be/aEMUQi2jU3s



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An American Lion [音楽]


2023年5月28日(日) 暑く,湿度も高い.

夕方,散歩に出ようとすると「外は30℃よ」と家人が言う.どうしようか迷ったが,6時過ぎまで待って,イヌとよく散歩した公園に自転車で行く.

途中,スノーウィー(『タンタンの冒険』に登場する犬.似ているのでそう呼ぶことにしている)と飼い主の老主人に会う.小柄で白髪のご主人は70代後半から80代なのではないかと思われる.

暑いので人間のほうが先にバテてしまって,道端の植込みに腰掛けて休んでいる.一方,チョットくたびれ汚れた白コートのスノーウィーは元気いっぱいで,ピンクの舌を出してハーハー言っている.このふたりに会うとこちらも嬉しくなる.


夕暮れの公園の緑地で犬たちが飼い主を引っ張って歩いている.どの犬も元気一杯だ.その間を避けるようにしてあるいていると,オマエは独りでなにをしているのか,と呟きが聞こえてくる.

park1.jpg

腕を振って速足で横を追い抜いていく中年の女性の背中に,思わず「楽しいですか?」と声が出そうになる.壊れたぜんまい仕掛けの時計のように,楽しかった昔と同じことを繰り返しているだけです.


戻って,歌を聴く.川の歌,黒人の歌をきく.アメリカのライオンの魂の咆哮にしばし彼方に連れさられる.ドン・ジョヴァンニのときはあんなに憎ったらしかったSamuel Rameyの,深い声,キチンとした蝶ネクタイの正装,控え目なマナー,その凡てが好き.生で聴けたらどんなに良かっただろう.







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狂気 [War]

2023年5月26日(金) 晴れ.

夕方,死ぬ1年前に撮った動画とそのとき書いたメモを読んで,時間が飛び去ってしまったという想いにとらわれて,しばし記憶の中から抜け出せず.そのときのヒトとイヌのやり取りが,今や夢の世界の出来事になろうとしている.私はかつてイヌと話したことがあるのです.



ウクライナ紛争の今をロシアから伝えていた英国人(ロシア人の奥さんと幼児1名の父)のユーチューバーのiEarlGrey(チャンネル名)が,Bakhmutの近く(?)で友人の女性ともども行方不明になって戻らないことを今日知った.

民間人とはいえ,RTをはじめ種々のニュースメディアでインタビューを受けた彼はよく知られており,ウクライナの某グループのヒットリストにも入っていた.2名の身の安全が非常に懸念される.無事であればいいのだが.(今日のTelegramへの投稿によるとふたりとも無事とのこと)


コロナ危機からウクライナ紛争と世界が異常事態の只中にいることに,改めて覚醒める:https://youtu.be/DokWHJ0KWtc

これがいつまでも遠方の炎であると思っているなら,我々も不意をつかれることになるだろう.戦場で砲撃を受けて軍服を血にそめてもがいているウクライナ兵,ロシア兵双方の姿を,上空からドローンが映し出す. madnessという以外の何だ.




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犬死 [War]

2023年5月24日(水)晴れ.睡眠不足で頭が回らない.

日本人は遠くない将来に広島サミットを恥じるだろう.遠い他国の戦いを押し止めるどころか、自国が逆に戦火を拡大する一端を担い、こともあろうに広島で、それを行なったことを思い出して泣くだろう。

Jake Sullivanが広島でなんと言ったかを聞くが良い.クリミア攻撃は核戦争を誘発する導火線になり得るが、彼はそこに火をつけることに何のためらいも持っていない。アメリカはとうとう自分の足まで撃ち始めたのだ。



こんな愚かな外交の側面支援をしている国家に将来があるとは思えない。真っ先に沈没するだろう。主人が助けに来るとでも思っているのか。犬には犬死しかないのだ。



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13ヶ月 [イヌ・散歩]

2023年5月23日(火).晴れ.やや暑い.グタグタで帰宅.


夕食前、近くのスーパーの買い物から戻った家内が「黒柴のキリマルの奥さんにまたしばらくぶりで会ったわ」という。黒柴の霧丸は犬友達が少なかった我が柴犬の数少ない路上の挨拶仲間で、ウチの犬より数年早く死んだ.16歳7ヶ月まで生きたと言うと、頑張ったね、といってくれたそうである。また犬を飼う気はないのかときくと、もう飼わない、といった。理由はきいていないが、聞く必要もない気がする。


その奥さんは最近ニュースを見なくなってずいぶん気持ちが落ち着いたとも語ったそうである。同感である。


広島サミット報道にしろ、少子化対策のための(実質)増税のニュースにしろ、読んでいて祖国の将来を危惧させる内容ばかりで、よくてため息、しばしば怒りさえこみ上げてくる。実際、同じ論調、同じ直行座標軸で測った世界の善悪の姿が、歪みなきもののように繰り返されるのだから、これを毎日聞かされていたら鬱屈する人がでるのも当たり前だろう。

しかし私の心は曲がっており、曲面座標には現実が曲がって映る。そうか、ついに我が国は遠い欧州の戦争に参戦したのである。したがって、いま国のメディアは情報統制下にあり、公式見解に沿わない解説など期待するほうが間違っているのだ。

78年前の広島を、今のBakhmutの廃墟になぞらえたゼレンスキーの感慨に、「良くできたました! どちらも結局のところ、ホワイトハウスがアレンジしたことだ」(Maria Zakharova)という痛烈な一撃を紹介したところで、火に油を注ぐだけだろうから。だが、困ったことに、私はロシア外務省のこの戦闘的な女性が嫌いではない。

ロシアについては何であれ肯定的なことは書けなくなったのか、そうした論説はすっかり影を潜めた。それは青春の情熱を傾けて描いた絵画が外されて、新しい絵に置き換えられるのににている。昔の称賛は物置の片隅で沈黙し埃をかぶっている。なにかの気の迷いとして恥じてさえいるのか?

〜〜〜

「ラスコルニコフがよく歩いたヴィリイスキイ通りは,ネフスキイ通りと直角に交わって,ネヴァ河岸に出る.この名も今は消滅しているが,当時の下町の繁華街の一つであり,ドストエフスキイは大体この通りに沿って,住所を替えているのである.

彼は四度家を替えているが,それがみな窓から教会の正面が見える家であった,ということも,私には初耳であった.」(大岡昇平「文学的ソヴィエト紀行」全集第20巻)

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私のイヌは水辺が好きで,なかでも小川が緑に縁取られるように流れているところが大好きで,そうした場所にくると突然電池切れになった電動おもちゃみたいに,ぺたりと座り込んで動こうとしなかった.私も一緒に並んで座った.

だから,散歩もよく川べりを歩いたが,老いて歩くスピードが遅くなってしまった死ぬ数年前は,とくにそのような場所に連れて行くよう心がけた.



アゼルバイジャン(旧ソ連邦)生まれのロストロポーヴィチのこの演奏は,それらの時々の姿勢と足取りをありありとよみがえらせる.周囲の景色に見入るような姿の多くは,動画も写真もなく,私の記憶の中だけに生きている.

あと5日で,いなくなってから13ヶ月になる.いまでも玄関に座って散歩を待っているような気がする.







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Thicker than water [来るべき世界]

2023年5月21日(日).昨日の曇り空がウソのような晴天.暑い.体調不良継続.ここ1年で初めての不調がなかなか終わらない.


G7サミットについては,ゼレンスキーが来日したこと,F-16がどうやらウクライナに渡されるらしいということ(何人かの論者は,これが実現することを以前から予言していた.また,戦況を大きく左右する効果がないだろう,とのべる専門家もいる.S-400は侮りがたい)以外は,ほとんど読んでいない.


したがって情報不足なのだが,以下の記事はWHO関連で今後の事態の進行を暗示する思われるので,重要である.:

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EU Commission Head proposes reforming WHO to better "respond to future pandemics"

"We must strengthen the global health architecture. We need stronger global coordination in preventing, preparing and responding to future pandemics. The World Health Organization deserves a reform, with the resources to fulfill its leading role as the global health's nerve center," European Commission President Ursula von der Leyen said.

The EU boss told a G7 panel in Japan's Hiroshima that partners should learn from the COVID-19 pandemic and work together with the G20 group of industrialized nations to make sure that money can be deployed more rapidly and efficiently if another global crisis occurs.

She proposed increasing regional vaccine production capacities to create manufacturing hubs that will be capable of serving their regions. This includes helping them train personnel, improve infrastructure and bolster community engagement.

(source:Sputnik International)

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EU委員会委員長のUrsula von der Leyen女史にはなんの因縁もないが,「将来のパンデミック」に備えて,WHOが「世界保健の中枢としての主導的な役割を果たす」ための「改革」を必要としているという発言は,看過できない.

どんな「改革」なのか? 「地域のワクチン生産能力を高め,その地域に貢献できる製造ハブを作る」という提案は,改革の方向を暗示している.すでに思い当たる節もある.


彼女の夫(Heiko von der Leyen)はOrgenisis社のメディカル・ディレクターである(https://orgenesis.com/team).この会社は「細胞・遺伝子治療(CGTs)の可能性を最大限に引き出し,治療の現場で手頃な価格で利用できるよう取り組んでいる世界的なバイオテクノロジー企業」である(検索すればすぐに出る).

社会上層部に位置する利害関係集団(文字通りの血縁・姻戚関係,すなわち「血の繋がり」を核とし,その周辺に形成されている政治的・学術的・経済的な利害関係集団)に注目するようになったのは,コロナ騒動の初期である.

WHO改革についても,おなじ座標軸で見ていく必要がある.これらの集団は,漠然と「エリート」と括られることもあるようだが(要するに,霊的なレベルの低い連中),やっていることは恥知らずで露骨な自己利益の追求そのものである.「家畜」は彼らの好きなように屠られる.


「比較的小さなグループ,つまりカルテルに近い,非常に強力な科学官僚が,少なくとも世間の目に関する限り,科学の装置全体を支配してしまったのです。彼らはメディアを支配し,政治家へのメッセージを支配し,その結果,COVIDに対して壊滅的な反応が引き起こされた.その被害のコストを,我々は非常に長い期間にわたって支払うことになるでしょう」(Dr. Jay Bhattacharya)

しかし最終的な費用は,家畜を顧みなかった者たちが支払うことになるだろう.それが自然の摂理である.




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何度も同じ手は食わない [雑感]

2023年5月19日(金) 曇天.気温は下がって幾分涼しくなった.風邪が治らないので疲労感が消えない.

テレビがないのでニュースはネットの見出しくらいしか見ていない.それでもいま広島でG7サミットやっているらしいことは見出しの多さでわかる.何の為にやっているかは,相変わらず分からないが.


なんとなく負け組サミットに思えてくる理由のひとつは,国民置き去りのお祭り花火を遠方から眺めている気持ちがするからだろう.ドイツも,日本も,イギリスも,アメリカも自国民が没落貧民で「カネなき世界」が切実な関心なので,ウクライナ支援の太鼓は空きっ腹に響く.それでも置き去りになった彼の地の迷い犬たち救出には送金したよ.逃げることさえできない者たちに偽善はない.


ゼレンスキーは自国の首都にとどまるのがそんなに怖いのか.我が国のトップにも事々に啞然とさせられてきたが,集まった面々すべてが同様でコロナ・パンデミック以降なにを考えているのかサッパリわからない.


いまのサミットは漫才でも,もうすぐ徹底的にシリアスな危機が来るだろう.

https://youtu.be/HQ-W6NfoKlw




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The Next Plan [来るべき世界]

2023年5月18日(木)曇り時々雨.


いよいよ次のパンデミック(プラン)が出現しつつある.笑い話ですませたいが,ラスボスが強化版「恐怖の大王」なので,油断はできない.今後,この問題を注視していく必要がある.

それにしても,なにがおもしろくてこんな事をやるのかまったく理解できない.どうしても無理.







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恐怖の大王 [来るべき世界]

2023年5月17日(水)暑い.もうすぐ夏になりそう.風邪気味で調子がわるく,仕事がきつい.

「ソロスはここ数年,民主党の政治家やその他の進歩的な団体に盛んに寄付を行っており,右派の陰謀論の標的となっている.」(Forbes Japan) 

標的となっているのはソロスではなく,「右派の」陰謀論の方だろうね(左派の陰謀論ってあるのか?).

ここで言及している陰謀論がなにかを定義してから書こうとすると,地雷を踏んで藪蛇になってしまうかもしれないので,主要メディアはボカシたまま深入りしない.しかし,現実は陰謀論どころではないんだが,違うのか? 

陰謀論というよりある意味漫画かもしれない.恐怖の大王はテドロスだぜw





ところで,Zaluzhny(軍を指揮する立場の人間はどこであれやっぱりマトモ)とSirskyをしばらく見ない・・・


「LSPE(large-scale price even 大規模な価格変動)は,ニュースが出た日に一気に生じるというより,ある期間にわたってトレンドとして展開されるのが常である.西側諸国のウクライナでの敗北は,同じような結果をもたらすだろうが,結果はより劇的になる可能性が高いと信じている.

マーク・ミリー将軍が最近言ったように,ウクライナの敗北は西側の世界秩序の終焉を意味し,その時,市場はいつものようにトレンドという形で評決を下すだろう.私はまた,ヨーロッパの公的債務がアメリカ以上に崩壊することを予想している.」
−Alex Krainer







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