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サバイバル [経済]

2023年8月16日(水)晴れ.暑さが戻ってきた.寝不足.

War and Peaceを読み進めている.恐ろしく視野の広い本で,Life itselfが全巻に収められている.新しい発見がいくつもあって,いま初めて読むような気持ちになれるのは幸せというしかない.

昨晩は,読み進めながら,現在のウクライナの戦場に立っているような緊張を経験した.こんな本がほかにあるか? やはり古典を読むべきである.よんだからといって何も解決しないが,そこには時代を超越する我々の問題がすべて書かれている.


来る8月22日のBRICS南ア会議のニュースとその分析がメールボックスに溢れている.一方,自分のブラウザーのホーム(Yahoo Japan)にはロシア・ウクライナ紛争関連の現状分析記事への誘導がひきもきらない.それ関連の日本語の記事をよく読むので,お好みのままに紹介しています,ということなのだろうが,いまでは読む前から内容が推測できるようになった.

一方,紛争の情勢が市場動向と投資に与える影響を解説するメールではかなり論調が違っている.たとえば,ある米証券アナリストはこう書いている:

'With the Ukraine failure becoming obvious to even the silliest US citizens, the government mafia needs a new war, and fast, to keep the citizens in war worship mode. Maybe Niger fits the bill; most US citizens don't know anything about it, and it's a softer target than Russia.'


これを読んだときは笑ってしまった.日本語でこうした解説を読むことは稀である.われわれは'silliest US citizens'よりも愚かということになるのか.

また,ニジェールのウランが来なくなるとフランスの原発には一大事だから,マクロンも踊っている場合ではなかったことが今回ようやく理解できるだろう.エネルギー供給は国家の首を絞める.日本は大丈夫か?


GOLDとの新通貨のリンクは,ドル覇権へのボディーブローになるだろうが,BRICS会議の最大の焦点はどうやらサウジアラビアのBRICS正式加盟になるのではないだろうか? 円はどうなるのか,もうちょっと書けばいいのに.ルーブルが対ドルで弱くなったと喜んでいる場合なのか? 

いまや国民のサバイバルはそれぞれの裁量に委ねられている.




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国家の落日を生きる [経済]

2023年4月14日(金) 雨.


ここ数週間,半分死んでいるような毎日であった.家族のうち数名が病院から出たりまた入ったり,ほぼ動けなかったりと色々で,経済面でも収支計算が厳しくなってきつつある.税金高いな,なんとかならないかな.

援助か紛争の支援か知らないが,外国に持っていくカネがまだそんなにあるのだったら,簡単に負担増を決めないでくれ,と言いたい.


G7の外の世界は支払い手段としてのドルを明確に見切り始めた.人口の面から見れば,世界の半分がもう既にアメリカ主導の秩序の外に自国の将来を築こうとしている.

自分の生活はもとより,近い将来,石油・天然ガス等のエネルギーの確保や食糧の調達の点で,我が国は本当に大丈夫だろうか.率直に書けば,政府はこれらの点で何を考えているのか私には分からない.


いつまで同じアメリカ追随モードでいくつもりなら,今の米国の信じられないレベルの迷走と混乱にそのまま付き合うことになる.それで大丈夫なのか.たとえそれで大丈夫だ,という人がいても,毎日読みかつ聴いている情報と理解に依って,予想し選択し決定することを私は躊躇しない.大手や公式な報道機関の沈黙や誘導は全くなんの意味もない.勝手にどうぞ.

もはや自分は幻を見ているとは思えない.見ているのは庶民レベルの現実であり,それは既に起きた事,今起きつつあることである.カナダの例を見ればこれが端的にわかる.将来何が我々をまっているか,自分を欺かない限り,曖昧にしようもない.




自分で知恵を絞ってなんとかするしかない.結局そこに行きつく.





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食い物は大丈夫か? [経済]

2023年3月23日(木)曇天で湿度・温度ともたかく,不快な一日.

ここ1週間ほどアメリカの金融市場の動向を注目していたので,夜ふかしが続いて睡眠不足.心配する必要はないと言う人もいるが,とてもそうは思えない.脚にできた血栓が頭にとんで,致命的になることがある.今回もこれで終わりそうにはおもえない.

久しぶりに国会の様子を動画で見る.真面目にやっているのだろうが,並大抵のバカバカしさではない.そもそも誰も聞いていない放送について,あれこれ議論する意味あるのかね? 


それより,税金が高いのでなんとかしてほしいのだが.入院費もバカにできないし,薬代も高い.物価もこれからもっと高騰するだろうし,この先,業務用スーパーで食べものは入手できるのだろうか? 家庭菜園で勝負するには,量が不足する.











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凋落 [経済]

‘The Big One Is Coming’ and the U.S. Military Isn’t Ready

Nov. 4, 2022, WSJ


Russia’s invasion of Ukraine revealed the fading power of America’s military deterrent, a fact that too few of our leaders seem willing to admit in public...

“This Ukraine crisis that we’re in right now, this is just the warmup,” Navy Admiral Charles Richard, commander of U.S. Strategic Command, said this week at a conference. “The big one is coming. And it isn’t going to be very long before we’re going to get tested in ways that we haven’t been tested” for “a long time.”...

The news last year that China tested a hypersonic missile that flew around the world and landed at home should have raised more alarms than it did. It means China can put any U.S. city or facility at risk and perhaps without being detected. The fact that the test took the U.S. by surprise and that it surpassed America’s hypersonic capabilities makes it worse. How we lost the hypersonic race to China and Russia deserves hearings in Congress.


2022年11月9日(水)晴れ.

中間選挙開票中である.というより,相変わらず,酔っ払いなみたいな国になってしまったアメリカ.一抹の寂しさもある.

自国はどうかといえば,大差ない.早晩,自民党は選挙で大敗するだろう.どうでもいいが.国民を見ていない政治は終わるというだけである.


もう自分でなんとかするしかない時代にはいった.家族を養う立場にあるものは,いろいろな意味で試されるだろう.覚悟を決めて臨むしかない.




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防衛システムレベル1発動 [経済]

「検閲は何年も前から行われてきたが,我々はそれがどれほど浸透しているかわかっていなかった.検閲は奇妙な文化を作り出す.そこでは,普通の人々が,誰も自分の意見に同意しないので,自分は狂っていると信じるように仕向けられる.

彼らは力を失い,孤立し,孤独で,本質的に狂っていると感じている.世界は正気を失いつつあるように見えるが,誰もそのような考えを表明していないようにおもえる.彼らは次第に,もしかしたら自分たちこそが気が狂っているのかもしれないと思うようになる.」

Jeffrey Tucker,Editorial Director for the American Institute for Economic Research



2022年11月8日(火).晴れ.寒くなってきた.夜中にが覚めたので,寝不足気味.


Bloombergの伝えるところによると,米国の6世帯に1世帯が光熱費を滞納しているという.かつてない事態だという.インフレは本当に8%程度なのか疑問である.コストプッシュインフレだから,FRBがいくら頑張って利上げしても,結局はアメリカ経済を破壊するだけだ,とはよく言われる.他人事ではなく,日本もそのうち同じ道をたどるだろう.

それに備えて,ここ1〜2ヶ月必死で防衛陣地を構築中である.できることは限られているが,穴掘って立て籠もることくらいはできるかもしれない.すくなくとも数ヶ月から1年程度は.家族が多いと,こんなときは大変だ.


最後はどうなるか? Resetしようとした側が,Resetされて人類史上最大のパンデモニウムは終息するだろう.その確信は揺るがない.人間は自由なしには生きられないのだから,管理されるということは死ねということなのだ.

もうすっかり狂ったので,明日の朝は文字通り,虫になっているかもしれない.音楽とイヌのことを思い出しているときだけが,生きている.
















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